So-net無料ブログ作成
検索選択

AMGメルセデス C43 '98 [AMG]

【AMGメルセデス C43】


初代Cクラス(W202)のAMGモデルはC36、C43、C55と3グレードあるが、C43はCクラスのコンパクトボディに初めてV8エンジンを搭載した記念すべきモデルである。


カタログは全10ページ。
表紙は黒をベースとした精悍なものだ。
1ページから6ページまではエクステリアを中心に構成され、7~8ページでインテリア及び機能紹介、最終ページでスペックという流れになっている。


今でこそAMGはメルセデスAMG社としてダイムラー社の一部門となっているが、AMG C43が発表された当時はまだ独立している会社だった。


日本への輸入も、メルセデス・ベンツ日本ではなく、正規ディーラーであるヤナセ子会社のAMGジャパンによって行われていた。その為カタログも、通常のメルセデスとは異なりAMGの独立したカタログとなっている。

AMG C43はドイツ本国では、C43 AMGとしてカタログモデルと同様に扱われており、通常のCクラス単体カタログにも掲載されていた。

日本ではメルセデスの総合カタログにはAMGモデルも掲載されていたものの、Cクラス単体カタログには掲載されていなかった。


モデル名称は2000年に輸入権がダイムラークライスラー(当時)に移管された後のモデルから、本国同様、モデル名の後にAMG(例えばC32AMG)と入るようになったが、AMGジャパンが輸入していた頃はモデル名の前にAMGがついていたので、ここでは当時の日本での名称に従って、AMG C43と記述する。


○エクステリア

「羊の皮を被った狼」と形容されるように、知らない人がみればノーマルと見間違うようなデザインだが、メルセデスの新車開発から携われるAMGの強みもあり、エアロパーツは、チューニングカーのような後付け感はなく、ボディと調和した一体感のあるものとなっている。

ノーマルと違いは、フォグランプが組み込まれたフロントスポイラーにサイドスカートなどのエアロパーツ、17インチのAMGアルミホイールとホイールサイズの拡大に合わせて装備されたラバー製のアーチモールディング、それにリアのエギゾーストデュアルパイプといったところである。

最終の2000年モデルになるとホイール意匠の変更に加え、フロントグリルが5本の水平ラインを持つ通称アバンギャルドグリルとなり、更に差別化が測られた。

ボディのサイドモールには【SPORT】のバッジがあるが、W202型Cクラスには本国で装備ごとに違った「クラシック」「エレガンス」「スポーツ」「エスプリ」の4グレードがありAMG C43は「スポーツ」をベースとしている為にバッジも「スポーツ」となっている。

○インテリア

インテリアもエクステリア同様、ノーマルのCクラスとは差別化が測られている。



マルチコントロール・フロントシートバックを装備した本革スポーツシートや、280kmまで刻まれたAMGホワイトメーター、AMGロゴが刻まれたステアリングがAMGの世界を作り出している。

本革シートはツートーンカラーでブラック&ブラック、ブラック&シルバー、ブラック&ブルーベリーなどが選べた。
シルバーやブルーベリー内装はそれだけで特別なクルマに乗っていることを感じさせてくれるものであった。


ウッドパネルはブラック基調のスウェーディッシュ・バーチウッドパネル(白樺の木)が採用されている。
同世代のW210型Eクラスのアバンギャルドの内装に使われていたブラック基調のバードアイ・メープルウッドパネル(楓の木)と間違われることも多いが、日本仕様のAMG C43に採用されていたのはスウェーディッシュ・バーチ・ウッドパネルである。


本国仕様のC43は、ベースグレードの「SPORT」に準じてカーボンパネルを装着していた。日本に並行輸入されたAMG C43のほとんどがこのカーボンパネルを装着している。


「1998 C43 AMG Pole Position」より

また並行輸入車にはない正規輸入車ならではの特徴としては、灰皿にプリントされたAMGロゴとリアウィンドウに貼られた2枚のステッカー(AMGとAMGジャパン)が挙げられる。


○エンジン

コンパクトなCクラスのボンネットの下には、AMGがチューンした4.3リッター、SOHC V型8気筒エンジンが搭載されている。

1540kgの車重に4.3リッターV8をして、その速さは推して測るべし。

ひとたび、アクセルを踏み込めば、トルクフルなV8サウンドと共に、力強い加速を体感できる。


AMG C43の前モデルAMG C36はC280の直列6気筒エンジンをベースに排気量アップが行われたが、C43については、ノーマルのCクラスにV8エンジンの設定がなかった為に、E430(W210)やS430(W220)に搭載されていたV型8気筒エンジンをコンパクトなボディに押し込んだ。


ボディに対してワンランク上のエンジンを搭載する手法は、かつて80年代にAMGがW124に当時のSクラスのエンジンを詰め込み、6リッターまで排気量を拡大したAMG 300E 6.0 HAMMERを彷彿とさせる。


元々CクラスはV8エンジンを搭載することを考えていなかった為に、V8搭載においては、スペースの問題から2本のインテークパイプ用に新しいラジエーターが開発されたりするなどしてエンジンルームのレイアウト変更が行われた。

もちろんただ搭載しただけではなく、AMGの手によりチューニングが行われ排気量及びボア・ストロークはベースエンジンと同一ながらも、パワーはE430やS430の279PSに対して306PSと10パーセント近いパワーアップを実現してる。

また、このV8エンジンと組み合わされる5速オートマチックトランスミッションにおいてもスポーティなギアシフト特性が強化されている。



○「エンジンパワーはノーマルのままでスタイリングだけAMGにしたい!」

そんな顧客の為に、AMGジャパンは「AMG C280」というモデルを用意していた。

ノーマルのC280(W202)にAMGエアロを装着したモデルでエンジンもSOHC V型6気筒2,799(197PS)とノーマルと変わらない。

今で言うAMGスタイリングパッケージのようなものであるが、輸入元がAMGジャパンであったことから、ノーマルの車両形式が「E202029」なのに対して、AMG C280は「E-C280」となっている。


写真は1998年版メルセデス・ベンツ総合カタログに掲載されているAMG C280

○こちらは通常のメルセデスCクラスのカタログ

表紙のレイアウト等はAMGと比べてさほど変わらない

◆◆◆◆◆◆◆◆データベース◆◆◆◆◆◆◆◆

【AMGメルセデス C43】

■AMG C43
エンジン形式:11346
エンジン種類:SOHC V型8気筒
総排気量(cc):4,265
ボアx ストローク(mm):89.9×84.0
最高出力PS/rpm:306/5,850
最大トルク kg・m/rpm:41.8/3,250~5,000
燃料供給方式:電子制御式
ミッション形式:電子制御5速A/T

●ボディカラーデータ

・ソリッドカラー
ブラック(040)
フィアンホワイト(143)
マグマレッド(586)

・メタリックカラー
エメラルドブラック(189)
アズライトブルー(366)
ブリリアントシルバー(744)
オブシディアンブラック(197)
ボルドーレッド(567)
アレキサンドライトグリーン(891)
ビビアナイトグリーン(279)
アクアマリンブルー(341)

●インテリアトリム&カラー

・トリム
カーボンパネル(本国版)
スウェーディッシュ・バーチウッドパネル(日本仕様)

・シート素材
ツートーン本革内装

・シートカラー
ブラック&ブラック
ブラック&シルバー
ブラック&ブルーベリー

参照:AMGメルセデス C43カタログ(1998年版)

参照:メルセデス・ベンツ Cクラスカタログ(1998年版)

参照:メルセデス・ベンツ 総合カタログ(1998年版)

参照:1998 C43 AMG Pole Position



nice!(2)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:自動車

nice! 2

コメント 1

過去最高記録更新中!何もしないでなぜ儲かる!?秘密の方法を限定公開中。今すぐクリック!

ちょっとしたことに気づくだけで、あなたの月収は最大2倍になります。公開期間を限定しておりますので、今すぐチェックしてください
by 過去最高記録更新中!何もしないでなぜ儲かる!?秘密の方法を限定公開中。今すぐクリック! (2010-05-12 08:36) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL:
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
メッセージを送る

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。